爪が割れる原因と対処法
爪が割れる原因は、乾燥や栄養不足、加齢、ストレスなどさまざまです。
さらには、なんらかの病気が隠れている場合もあります。
ここでは、爪が割れる原因と、その予防や対処法について紹介していきますので
ぜひ参考にして下さい♪
爪が割れるさまざまな原因
爪が割れる原因には、さまざまなことが考えられます。
自分に当てはまりそうな原因がないか、チェックしてみて下さい。
・洗剤、除光液などによる刺激・乾燥
体の最先端で指先を守っている爪は、常に外からの刺激にさらされています。
毎日、食器を洗うこともそのひとつです。
洗剤が爪への刺激となり、爪の表面に細かな割れが生じてしまうことがあります。
また、マニキュアの除光液によっても爪の表面の水分が奪われ乾燥し、割れやすくなる原因となります。
・偏った食生活
偏った食生活も爪が割れる原因のひとつです。
皮膚と同じタンパク質でつくられている爪は、そのタンパク質を十分に摂っていないと、爪自体が弱ってしまいます。
ビタミンAも爪を健康に保つための大事な栄養素なので、ビタミンAが不足すると、乾燥により爪が割れやすくなります。
ビタミンB2も爪を新しく生まれ変わらせてくれる栄養素です。不足すると、爪からツヤが失われ、爪の成長を妨げます。
偏食はもちろん、ダイエットなどで栄養が不足してしまうと、爪に栄養が行き届かず割れやすくなってしまいます。
・深爪や、きつい靴などによる爪の圧迫
足の爪の場合、きつい靴などを履いていると、圧迫されて爪が皮膚にくい込んでしまうことがあります。
そもそも立っているとき、歩くときに体重を支える大事な部分ですから、
余計な負担は足の爪にとって大きなダメージになります。
さらに、爪がくい込まないように深爪をしてしまうと、かえって症状は悪化します。
なので、きつい靴や深爪は、爪の変形を引き起し、さらには爪が割れる原因につながります。
割れやすい爪の予防・対処法
爪が割れないようにするためには、どのような予防や対処法があるのでしょうか。
・深爪をしない
そもそも深爪をすると、爪の周りの皮膚が盛り上がり、爪が皮膚に食い込むように伸びてしまいます。
ですから爪を切るときは、とくに爪の両端を深く切りすぎないよう、
指のカーブに沿ってなめらかに、少し長めに切るようにするとよいでしょう。
・足にぴったりな靴を履く
窮屈な靴はもちろんつま先が圧迫されてしまいますが、
つま先が細くかかとの高い靴やゆるい靴も、体重がつま先にかかってくるため、爪が変形し、
そこから爪割れの原因にもつながります。自分の足にぴったり合う靴を選ぶようにすることで、爪のトラブルを防ぎます。
・バランスのよい食事
毎日、新しくつくられていく爪。その爪の成長を促進させるためにも、バランスのよい食事をとることが重要です。
爪の主成分であるタンパク質、爪の乾燥を防ぐビタミンA、爪の成長を促すビタミンB2をしっかり摂るようにしましょう。
そのほか、アミノ酸やカルシウム、亜鉛なども不足すると爪がもろくなってしまいます。
これらをバランスよく摂ることで、爪割れだけでなく、さまざまな爪トラブルを防いでくれます。
・爪と爪周りの乾燥を防ぐ
爪が乾燥すると、そこから爪割れにつながります。爪はもちろん、爪周りの皮膚の保湿をして、乾燥を防ぐことが大切です。
保湿クリームを塗るときは、手だけでなく、爪と爪周りにもしっかり塗るようにしましょう。
とくに、マニキュアを除光液で落としたあとは乾燥しがち。
クリームで保湿するだけでなく、たまにはマニキュアをしないときをつくり、
爪を休ませてうるおいを取り戻すようにしてあげるとよいでしょう。
これらの予防を行っても、なかなか爪割れが改善しないことがあります。
たかが爪割れと放置していると、重篤な疾患の場合もありますので、早めに皮膚科の診察を受けるようにして下さい。