二枚爪を予防する方法
まるで皮がむけるように爪表面の組織が剥がれていく二枚爪は、
放置しておくとどんどん症状が進行して爪が薄くなってしまうこともあります。
爪が健康かつ頑丈であることはネイルを楽しむための必須条件ですので、
どうすれば二枚爪を予防できるのか、しっかりチェックしておきましょう。
頑丈な爪を育てるにはとにかく保湿!
爪は、いくつもの層が重なり合って構成されています。
二枚爪とは、この層が表面から剥がれてしまっている状態のことをいいます。
そのため二枚爪を防ぐには、爪の層を破壊しないようにする必要があります。
そこでまずおすすめしたいのは、爪の保湿をして乾燥させないようにすることです。
というのも爪は皮膚が変化したものであるため、乾燥すると爪を構成する組織が脆くなります。
するとその影響によって爪の層が剥がれやすくなり、二枚爪になってしまうことがあるのです。
爪の保湿はキューティクルオイルやネイル用ゲルなどで簡単にできますので、
マニキュアやジェルをオフした後はもちろん、
朝起きたときやお風呂上りなど1日に数回、しっかりケアしてあげましょう。
爪先の血行を改善することも大切
爪は、根元部分にある「爪母」という組織が成長することによって伸びていきます。
そのため健康な爪を育てるには、爪のもととなる爪母を健康に保つ必要があります。
そこでおすすめしたいのが、指先のマッサージです。
指先のマッサージをすると血行やリンパの流れが改善され、指先にまでしっかりと栄養分が行き渡るようになります。
爪母は毛細血管の中を流れる栄養分を取り込むことによって活動していますので、
爪先の血行を促進することは爪母に栄養分をしっかりと行き渡らせ、その成長を促すことにつながるのです。
指先のマッサージは反対側の指で軽く挟むだけでかまいませんので、ぜひ実践してみてください。
食生活を改善して健康な爪を育てよう
る細胞はそのひとつひとつが食事などによって取り入れた栄養分をもとにしてつくられていますので、
体の一部である爪を健康に育てるために栄養バランスに気をつけなければいけないというのは、ある意味当然ですよね。
では何を食べればいいのか、ということになりますが、爪はたんぱく質を主成分としてつくられていますので、
植物性たんぱく質や動物性たんぱく質をバランスよく摂取することが大切です。
植物性たんぱく質は豆腐などの大豆食品に、動物性たんぱく質は鶏肉や牛肉といった肉類に豊富に含まれていますので、
毎日の食事に意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。