美しい爪、というのは、ネイルサロンで流行のデザインを施してもらった爪だけを指すのではありません。
お肌と同じで、すっぴんが美しくなければ、美しい爪とは呼べないのです。
健康的な爪は、バランスが取れた食生活で育てられます。
今回、身体の中から美爪を作る食べ物について解説していきます!
爪は健康のバロメーター
健康状態が良くないと、爪の色が悪くなったり、薄くなって反ってきたり、もろく折れやすくなったりします。
爪が健康でないと、ネイルカラーが密着せず、うまく乗りません。
ジェルネイルは弱い爪を保護するためにも使えますが、
あまりにも薄くなっている爪ではサンディングも出来ませんので、ネイルサロンによっては断られてしまうことも。
爪のケアと聞くと、キューティクルオイルやマッサージを思い浮かべますが、
爪を強くするためには身体の内側からアプローチするのが一番の近道です。
爪を形成する栄養素を積極的に摂って、
すっぴんなのに透明感とツヤを持つ、美しい爪を作りましょう。
▶︎良質のタンパク質を
爪の主成分は、ケラチンというタンパク質。
食物から摂取したタンパク質は、筋肉や内臓などの生命維持に不可欠な部分へ優先的に送られます。
爪は指先を保護する大切なパーツですが、無くても命には関わらないので、優先順位が低くなります。
ケアをする際も、爪は優先順位が低くなりがちだと思います。
ダイエットなどで食事の量だけを減らしてしまうと、タンパク質不足で爪が弱くなってしまうこともありますので、
意識してタンパク質を補うように心がけましょう。
良質なタンパク質は、
鶏のささみやムネ肉、卵をはじめ、豆腐や納豆などの大豆製品、青魚、鮭などに多く含まれています。
動物性のタンパク質と、植物性のタンパク質、それぞれをバランスよく摂るようにしましょう。
手に入りやすい食材ばかりなので、毎日の食卓に取り入れてみてください。
▶︎ケラチンの形成に欠かせないビタミンA
爪が乾燥して割れやすい、二枚爪になるという方は、ビタミンAを積極的に摂るようにします。
ビタミンAは皮膚や粘膜を作る栄養素なので、
肌の乾燥を防ぎ、肌バリア機能を高めてくれると言われています。
ケラチンの形成にも欠かせません。
鶏のレバーやニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜、アナゴ、銀ダラ、バターなどに多く含まれています。
油と一緒に摂取すると吸収力がアップするので、
炒めたり、ドレッシングなどをかけたりして食べると効率が良くな理ますのでおすすめです。