初めてのネイルサロンで気をつけたいこと
初めてのときは分からないことだらけで心配になりますよね。でも、そんなに深く考えなくてもOK。
ほとんど準備も必要ありません。
ネイルサロンは施術に時間がかかるため、完全予約制の場合がほとんどです。必ず予約を取ってから出かけましょう。
予約時間には遅れないように行くのは、ネイルサロンに限らず、大人としてのマナーです。
遅刻してしまうと、自分の次のお客さんを待たせてしまうことになるかもしれません。
爪を切ったりヤスリで整えたりしてからネイルサロンに行く人もいますが、
できるだけ何もしない状態で行くのがベストです。
ネイルサロンに行く前に爪を短く切ってしまうのはあまりよくありません。
なぜなら、ネイルサロンではまず爪の形を整える作業から始めます。
爪の形・長さはお客様と相談し整えていきますので、爪が短すぎると仕上がりに影響が出るおそれがあります。
ジェルをオン・オフするだけがネイリストの役目ではなく、全てのベースとなる爪の形を整えるところから始めます。
それから、どんなデザインにしようかも迷いますよね。
ネイルサロンにはデザインリストが用意されているので決めるのは当日でも問題ありません。
担当のネイリストさんが、爪の形や全体の雰囲気、髪の色、メイクなどを観察して、
オススメのデザインを提示してくれる場合もあります。
ネイリストに相談しながらデザインを決めたりするのも、ネイルサロンならではの楽しみ方ですね。
ネイルサロンへ行けば、至近距離で手を見られるわけですから、手肌のお手入れをしたくなる気持ちは分かります。
しかし、油分はネイルの持ちを悪くしてしまう可能性があるので、
当日はハンドクリームやネイルオイルなどは使用しない方が良いでしょう。
ジェル、スカルプ、ポリッシュ、どのメニューを選ぶにしても同様です。
施術前には爪をアルコールで拭きますので、油分も取り除けるのですが、
やはり完全には取り切れずにそこからはがれてくることもあります。
ハンドケアをするなら、前日の夜までにしておきましょう。
爪トラブルに注意しよう
ネイルサロンを利用する際の注意点として、人工爪についても正しく理解しておきましょう。
スカルプチャーやジェルといった人工爪は、爪の強度を高めるためのパーツではありません。
あくまで、装飾品の一部です。
スカルプチャーを着用した際は2週間~3週間に1回、爪の根元をお直しするフィルインという手入れ、
もしくは付け替えが必要になります。
この処理を怠るとトラブルの原因となってしまうので注意しましょう。
日数が経つにつれて人工爪がまれに浮いてくることもあり、
その隙間に入り込んだ水分が微生物を繁殖させてしまいグリーンネイル(緑膿菌)や爪甲剥離といった“爪の病気”を引き起こすケースがあります。
そのため、定期的な手入れや付け替えが必要になってきます。
また、爪の薄い方や二枚爪になりやすい方は、ジェルが密着しづらく取れやすい傾向があります。
悪化してしまうとアレルギー反応を起こすおそれもあるので、
人工爪を利用する際はネイルサロンで定期的なケアを忘れないように注意しましょう。
そして、もっとも大事な注意点がオフについてです。
マニキュアとは違い、ジェルは専用の液を使って取りますので、特殊な処理と専門的なケアが必要になってきます。
自分でオフすると爪に負担をかけてしまい、爪を傷つけるだけではなく爪の健康を損なう原因にもなってしまうので、
専門知識をもったネイリストに正しい方法で処理してもらいましょう。